海外での現地通貨の調達にクレジットカードでのキャッシングを利用している人は桁数の間違いに注意が必要です。 引き出す金額を誤ってしまうと最悪の場合、キャッシングが止められ、現地通貨を入手できなくなる可能性があります。
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桁数の間違いに注意
旅行中に友人が実際に遭遇したケースになります。
オマーンに到着後、空港のATMで現地通貨でお金を入手しようとした時のことです。レートをしっかりと把握していなかった友人はATMの画面に表示された複数のキャッシング額の候補の中から1,400(OMR)を選択。
そして、何故か引き出しなきない状態となりました。違うATMでも試すも不可。 急遽、クレジットカード会社に電話。キャッシングが止められていたため、できるように対応してもらいました。
利用が止められていた原因は、海外から多額の引き出しが確認されたため、でした。実は友人が引き出そうとした1,400(OMR)は日本円で約44万円だったんですね。 そのため、クレジットカード会社のシステムが不正利用の可能性があると認識して自動的に利用停止になったのでした。
予備が無いと事態は悪化
友人がさらに悲惨だったことは、キャッシングができるクレジットカードを2枚持っていたのですが、2枚とも同じクレジットカード会社だったためにキャッシングする手段が断たれてしまった事。
片方のクレジットカードが利用停止になると同じクレジットカード会社のカードは全て使えなくなるのです。
キャッシングできるカードを複数所持しておく事が大切
今回の私の友人の場合、クレジットカード会社に電話する手段があったために事無きを得ました。いざとなれば私がお金を貸すこともできましたね。
しかし、電話する手段が無かったり、1人旅で頼れる人がいなかったらどうでしょう?
海外でそんな状況になっている姿を想像しただけでも恐ろしいですね・・・。
そのような状況にならないために、海外で現金を入手する方法を複数確保しておくことが大切です。
カードを複数所有しておく
キャッシングできるクレジットカード、国際キャッシングカードを複数枚持っておくようにしましょう。国際キャッシングカードを持っている人は少ないかもしれませんが、いざという時に頼りになります。
楽天プレミアムカードのように、国内・海外のATMでキャッシングできたり、世界中のラウンジで利用できるプライオリティパスが無料で使えたりするカードもあるので作成しておくことを強くオススメします。
同じクレジットカード会社のカードは持たない
クレジットカードや国際キャッシングカードを複数所有していても同じクレジットカード会社が発行しているものでは意味がありません。
不正利用防止のために自動的に利用停止になってしまったり、限度額に達してしまったりして一つのクレジットカードが止まってしまうと、他のカードも利用できなくなります。
以上、海外でのキャッシング時の桁数間違いについてのお話でした:^)
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