エアアジアなどのLCCの航空券は格安ですが、荷物の機内持ち込みの制限が厳しく、手数料が発生して最終的に一般の航空券と変わらない金額になってしまうなんてこともあります。
今回、海外に行くにあたり、どの位厳しく機内持ち込み手荷物がチェックされているか試してみました。
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エアアジアの機内持ち込み手荷物の規定
海外に行くときはスーツケースやバックパックを持っていくケースが多いと思いますすが、エアアジアのようなLCCの多くは荷物を預けると料金が発生してしまいます。
例えば、成田空港(NRT)⇢ドンムアン空港(DMK)のフライトの場合は以下の通り。
Checked Baggage (Pre-book) | 2014年 | 2015年 |
---|---|---|
International (up to 20kg) | JPY 3,000 | JPY 3,900 |
International (up to 25kg) | JPY 4,000 | JPY 4,900 |
International (up to 30kg) | JPY 5,000 | JPY 5,900 |
International (up to 40kg) | JPY 6,500 | JPY 7,500 |
※2015年より値上げされました!(2015.2.11更新)
せっかく安さを求めてLCCを選んでいるので荷物を預けずに機内へ持ち込みをしたいところ。 しかし、ANAやJALに航空会社に対して、エアアジアの機内持ち込みのサイズ規定は厳しめです。参照:(エアアジア)料金&手数料
お客様お一人あたり、機内持ち込み手荷物ひとつ、およびノートパソコン用バッグまたはハンドバッグひとつを機内にお持ち込みいただけます。機内持ち込み手荷物は、各辺の長さが56cm×36cm×23cm以内で、7kg以下のものとし、前の座席下または頭上の荷物入れに収納できるものでなくてはなりません。
ということで、機内持ち込み手荷物がどの位チェックされるか試してみました。
荷物のサイズがどの位チェックされるか試してみた
バックパックの寸法
今回、エアアジアの機内に持ち込んだのはバックパック(deuter Futura Pro 42)とパソコン用バック(ひらくPCバッグ )。
パソコン用バックはサイズ的に問題ないですが、バックパックは縦70cm ☓ 横34cm ☓ 幅27cmで縦が少しオーバーしています。
結果
4便の国際線でエアアジアを利用しましたが追加料金を取られることもなく機内へ荷物を持ち込み可能でした。
①成田国際空港 ⇢ ドンムアン空港(XJ601)
②ドンムアン空港 ⇢ ヤンゴン国際空港(FD252)
③ヤンゴン国際空港 ⇢ ドンムアン空港(FD253)
④ドンムアン空港 ⇢ 成田国際空港(XJ600)
①ではバックパックを「確認させてください」と言われましたが背負ったまま受付のスタッフに見せてOKを貰えました。②〜③では他の外国人はもっと大きな荷物を持っていましたが完全に素通り状態でした。
推測すると、チェックインカウンターはとても混むので受付のスタッフがそこまで厳しく荷物をチェックしている暇がないのだと思います。
まとめ
もちろん、荷物の大きさや見た目、受付の人の対応によってちゃんとチェックされることもあると思います。
ただ、そこまで厳しくチェックされるわけではないので機内持ち込み荷物が規定サイズを少し超えているくらいなら大丈夫そうです。
→ エアアジアでの機内持ち込み手荷物のチェック具合を再度確認してみました
どうしても心配な人はラゲッジチェッカーがあると便利。約1,500円程度なのでエアアジアで手荷物を預けるよりも安い。
コメント
シンガポールからクアラルンプールへエアアジアで行きました。完全ノーチェックでびっくり。気合い入れて7kg以下にしたのに肩透かしをくらいました。あれなら10kg超えてても全く問題無いですね。
ゆるゆる過ぎて安全面で大丈夫なのか不安が少しありますが、バックパッカーにはありがたい存在でしょう
エアアジアはあいかわらず審査ゆるいですね(笑)旅行者にはありがたい限りです^ ^