タイ語の参考者は英語ほど充実していないので市販されているものが少ないです。そのため、良質な参考書も少ないのが現状です。
そんな辛い状況ですが、タイ語の先生からおすすめの参考書「タイ語 (大阪大学外国語学部世界の言語シリーズ)」を教えてもらったのでご紹介します。
タイ人先生がおすすめするタイ語の参考書
僕はタイ人の先生からタイ語のカフェレッスンを習っているのですが、先生が本屋でたくさんの参考書を読んでみた結果、一番良かったのが「タイ語 (大阪大学外国語学部世界の言語シリーズ)」だったそうです。
タイ語の参考書としては、「ゼロから始めるタイ語」も人気があります。
当ブログでも紹介したことがありますが、「ゼロから始めるタイ語」では使われている例文がタイ人があまり使わないような表現があったりして、先生に見せると「こんな言い方は普通しない」と言われたりします。
今回ご紹介する「タイ語 (大阪大学外国語学部世界の言語シリーズ)」では先生がおすすめするくらいタイ人がよく使う表現に使って構成されています。
また、1章毎に使われている例文が多めで「この表現は日常会話で使えそうだな 」と思うものが多いです。
これらの例文はタイ語表記の他に、発音記号と日本語訳も記載されているので、僕のようにある程度の発音と読みの基礎がある人にとっては勉強しやすいです。
全くタイ語が読めない人は「マリンのタイ語生活〈1〉挫折しないタイ文字レッスン」で勉強してからの方が良いと思います。
少し残念な点としては、黒文字でしか記述されていないので読みにくいことです。「ゼロから始めるタイ語」は赤文字で補足があったりして読みやすいように構成されていますが、「タイ語 (大阪大学外国語学部世界の言語シリーズ)」では淡々と説明されています。
推測ですが、大阪大学外国語学部の講義用に作成されているので一般人の学習用に作られていないのだと思います。しかし、文字のサイズは大きめなので見づらさはありません。
まとめ
「タイ語 (大阪大学外国語学部世界の言語シリーズ)」は本気でタイ語を習得したい人向けの参考書だと思います。これまで10冊程参考書を購入してきましたが、一から勉強を始めるとしたら、
- タイ語 (大阪大学外国語学部世界の言語シリーズ)
- ゼロから始めるタイ語
- マリンのタイ語生活〈1〉挫折しないタイ文字レッスン
の3冊がおすすめです。
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